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岸和田ニュース

11月度健康セミナーを開催いたしました

少しずつ秋も深まり、もうすぐ冬がやってきますね。
朝晩が冷えるようになりましたが、風邪をひかれていないでしょうか?

11月の健康セミナーは「骨粗しょう症とその予防について」というテーマで当院の理学療法士が講師をいたしました。

骨粗しょう症とは?
骨の強度が低下し軽い衝撃でも骨が折れやすくなっている状態のことをいいます。
骨の強度とは骨密度(骨に含まれるミネラルの量)+骨質(骨の素材としての質や微細構造、骨の代謝の状態)を合わせたものことです。
以前より身長が低くなった、背中や腰が曲がってきた、背中や腰に痛みを感じるなどに心当たりがある人は骨粗しょう症の可能性があります。

骨粗しょう症の原因、どんな人がなりやすい?
骨粗しょう症になるのは女性が多く、全年齢の中でも男女関係無く高齢になれば骨粗しょう症の方が増える傾向にあります。主な原因は加齢、加齢によるホルモンバランスの変化や運動不足、栄養のアンバランスなどがあります。

もし、骨粗しょう症になったらどのように治療をするのか、予防方法は?
治療は薬物治療が中心にはなりますが、日頃から食事のバランスや運動不足にならないよう気を付け予防することが大切になります。

<食事>
カルシウムを多く含むに乳製品や小魚、小松菜、チンゲン菜、大豆製品やビタミンDを多く含むサケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵などを積極的に食べるように心がけ、スナック菓子、インスタント食品、アルコール、,カフェインを多く含むコーヒー、タバコなどは骨粗しょう症の原因になるため控えましょう。

<運動>
骨は骨に負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になり、骨を強くします。できる範囲で運動するよう心がけましょう。

<日常生活で気をつけること>
骨が弱くなると転倒した時に骨折などの大きなケガにつながります。特に高齢の方は骨密度が低下している方が増えますので、日頃から骨粗しょう症にならないように予防をしっかりしていただくことと同時に転倒して骨折などのけがをしないように生活環境を整える必要があります。足元に物を置かないようにする、滑りやすい浴室や脱衣所などは滑り止めを設置する、手すりをつける、また足元が滑りやすくなる靴下やスリッパを履かないようにするなど注意が必要です。

骨粗しょう症は骨密度検査と問診で調べることができます。骨密度健診は地域の広報誌やホームページ、保健センターにお問い合わせいただくか、また、かかりつけの病院に健診ができるかお問い合わせください。女性は閉経後に骨密度が低下する傾向がありますが、男性も加齢により骨密度が低下してくるので、症状がなくても定期的に骨密度健診を受けましょう。

今回はこのような内容の説明の他に骨を作る運動をいくつかご紹介し、参加された皆さまと一緒に実践してみました。なお、運動は目安になりますので、ご自身の体の状態に合わせ、無理のない範囲で行っていただきました。

 

   

 

いつまでも元気で長生きできるよう皆さまも是非参考にしてみてください。

◇次回の健康セミナー◇
次回の健康セミナーは介護施設についてを予定しています。
介護施設は様々な種類があり、選ぶ基準など迷われてしまう方も多いかと思います。
基礎的な介護施設の知識や選び方についてのポイントをわかりやすく説明いたしますので、是非お越しください。
日時:令和元年12月14日(土)の14時~(30分程度)
場所:春木メディケアセンター(旧春木病院)2階食堂

 

 

 

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