少しずつ暖かさも増し、春麗和の季節となりました。春といえば、やはり桜の季節ですね。
桜が満開になると、心躍る季節の訪れを実感できることが、日本人の桜が好きな理由の一つでもありますよね。
また、さくらは儚く美しい花でもあります。
何か月も前から桜が満開になる時期を心待ちにしていたにも関わらず、長くても2週間程度で桜は散ってしまいます。
昔から日本人は、生命の尊さに美学を感じており、満開の桜の美しさが短期間で終わる儚い花であることも、桜が好きな理由の一つだと考えられています。
今回は桜をテーマに、病棟ごとに個性あふれる3種類の壁紙を患者さんと一緒に作製しました。
どの病棟の作品も、メインに使用した桜のピンク色に遊び心があり子ども時代を思わせる懐かしい印象の色合いで、みなさん子どもに戻られたように無邪気に楽しく過ごされていました。