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岸和田ニュース

6月度健康セミナーを開催いたしました

雨に映える紫陽花の花も美しい時期になりました。
田植えもはじまり、いよいよ梅雨が近付いてまいりました。

今月の健康セミナーは「認知症予防体操」と題しまして認知症についての説明とその予防のためにすると効果的な体操について、当院のデイサービスの看護師の酒井が説明させていただきました。

皆さんは認知症はご存知でしょうか?
最近テレビでよく耳にして聞いたことがある方も多いのではないしょうか。
実際、どんな症状?、物忘れとは何が違うのかなど詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?

セミナーでは認知症とはどういった状態なのかから説明させていただきました。
認知症とは脳の細胞が様々な原因で減少したり、働きが悪くなったりすることによって記憶力や判断能力の障害が起こった状態のことです。
何かを忘れてしまうということは皆さんぼんやりとご存知でしょうが、物忘れと認知症の違いはと聞かれると医療や介護のお仕事をされていらっしゃる方以外は答えに困ってしまうかもしれません。

例えば、ご飯を食べた後にご飯を食べたことは覚えているが、献立を覚えていない。このような場合は「物忘れ」といわれる加齢によって引き起こされる症状ですが、ご飯を食べたこと自体を忘れてしまうといった行為自体を忘れてしまう場合は認知症といった違いがあります。これは例なので、当てはまる場合は全て認知症とは限りませんがその可能性があるかもしれません。認知症の自己診断テスト(認知症予防協会のホームページ)などで確認することもできますので、興味のある方や気になった方は調べてみてもいいですね。

いよいよ、ここからが本題です。
認知症を予防するにはどうしたらいいのかと予防体操についてご説明しました。

予防方法
・運動すること、特に体を動かしながら頭を使うことで脳が活性化すること(料理などの頭を使いながら何かをすること)
・外に出る、人との交流を持つこと、たくさんおしゃべりをしてたくさん笑うこと
・一汁三菜の和食(青魚に含まれるDHAはアルツハイマー型認知症の予防に良い)を良く噛んで食べること

生活の中でも今日から取り入れることができそうなことで予防ができます。
とても健康的な生活ですね。

今回のセミナーでは実践として頭を使いながら体を動かすこととして認知症予防体操をしました。
体操には座ってするタイプと立ったままするタイプと2種類あり、ご自身の体調にあったものに参加していただきました。

椅子に座りながら、もしくは立ったままで手足を行進するような形に動かすというシンプルな動きなのですが
数を数えながら動かし、3つ数えてたところで手を叩きます。

 

      

実際に私も参加しましたがなかなか上手くできず・・・けっこう難しく感じました。
運動不足なのか、元から運動ができないせいなのか・・。
自称若い私でもいい運動になったので、現役世代でバリバリ働いてらっしゃる方でも効果がありそうです。
今回、皆さんと一緒にしたのはDVDにもなっていて販売されているみたいなので、探していただけましたら、見つかるかもしれません。
動画サイトで検索してもたくさん予防体操が出てくるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?
いつまでも元気で過ごしましょう。
※皆さん体操をされる時は無理をなさらず、ケガのないようお気をつけください。

次回の健康セミナーもぜひご参加くださいませ。お待ちしております。

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