朝夕はずいぶん涼しくなり、秋風が肌に心地よい季節となりました。 9月は秋の夜空に浮かぶ美しい月を眺めるお月見の時季ですね。今年の十五夜は9月21日です。 夏が過ぎ、涼しくなり始めたこの時期に夜空の満月を楽しむのは、日本の風物詩とも言えますね。 十五夜は別名、中秋の名月とも呼ばれ秋の真ん中に出る月という意味があります。
さて、なぜ十五夜にうさぎが登場するのか皆さんはご存じでしょうか? 月面の模様を見て、うさぎが餅をついていると言われるようになったのは、インドから伝わった「月のうさぎ伝説」によります。 ある日、空腹で倒れている老人をサルとキツネとウサギが見つけました。老人のために食べ物を探しに行ったサルは柿を、キツネは魚を取ってきましたがウサギはどんなに一生懸命頑張っても何も持って帰ることができませんでした。そんな日が続き、心優しいウサギはとうとう火の中に飛び込み自らの命を老人に捧げました。実はこの老人は神様でウサギの行いに心を打たれ、ウサギが大好きだった月の世界に住まわせたとの事です。ぜひ、十五夜の日は月に住むウサギを探してみてください。
ブロック折り紙で、十五夜に登場するうさぎをみなさんと一緒に作製いたしました。
立体切り紙では秋桜を作製いたしました。