桃の節句も過ぎ、少し前までの寒さを忘れさせてくれるような、春らしい暖かさを風や日差しに感じられる、過ごしやすい頃となりましたね。
3月のイベントはお雛祭りということで、ひな人形を作成しました。
今回は、ひな祭りの由来や飾り方までを照会したいと思います。
ひな祭りとは女の子の健やかな成長と健康を願う3月3日の桃の節句の行事です。ひな人形を飾る目安は立春の2月3日ごろがひとつの目安なので、ちょうど1カ月間飾る事ができますね。また、二十四節気、雨水の2月18日ごろに飾ると良縁に恵まれるとも言われています。水は命の象徴であり、豊穣や子孫繁栄に繋がるそうです。どちらにしろ、遅くとも1週間前までには飾りましょう。慌てて前日の3月2日に飾るのは、一夜飾りと言って縁起が良くないので避けましょう。
🌸ひな祭りに用意する食べ物を紹介します🌸
ハマグリのお吸い物・・・ハマグリの貝殻は、もともと対だったものだけがぴったり合い、貝合わせなどの遊びで使われていた事から、一生添い遂げる仲の良い夫婦に因んでいます。
ひなあられ・・・植物の菱(ヒシ)は、水面に拡がって繋がることから、菱型は成長や繁栄のシンボルとして古くから親しまれてきました。ひし餅には、女の子の健やかな成長と豊かな人生への願いが託されています。
ちらし寿司・・・江戸時代の終わり頃から祝い膳として、彩りの良いちらし寿司が好まれるようになりました。長寿を意味する「えび」や、見通しが良いとされる「れんこん」、まめに働けると言う「豆」など、色とりどりの具材にはこのような願いが込められています。